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大人の音楽教室の質は講師で変わる!?大事なポイントとは

「あの曲を自分の手で弾いてみたい」「趣味でギターを始めたい」など、自分の好きなペースで練習できる点も相まって人気を集めている習い事が「楽器演奏」です。社会人となった大人の方でも楽しめることを理由に、大人向けの音楽教室が開校される機会も増えました。そのため、複数の候補の中から教室を選ぶ際に悩まれる方も多いようです。ここでは、音楽教室の質を決める講師にも注目しつつ、その選び方についてご紹介します。


演奏がうまいからと言って教える技術がうまいとは限らない

音楽教室の中にはライブでの演奏経験や、CD販売など活動歴の豊富な講師が在籍しているケースもあります。生徒として教えを請うなら、演奏技術に長けた先生に習いたいと言うのが本音でしょう。しかし、ここで注意すべきポイントが「演奏が上手だからと言って指導まで優れているとは限らない」点です。

大人とはいえ、教室に入れば一人の生徒。先生と生徒の関係である以上、そこには礼儀や作法といったコミュニケーションが存在します。中には先生の指導方法に疑問を持つ生徒も少なくはなく、演奏や練習に楽しみを見いだせずに辞めてしまう人もいるのだとか。それでは、生徒のやる気を削いでしまう講師の特徴とはどのようなものなのでしょうか。一例をあげてみましょう。

◆生徒の視点に立てず「できない人の気持ちがわからない」
特に演奏レベルの高い先生にありがちなミス、それは「できない人の気持ちがわからず、的を射た指導ができない」点です。生徒の中には大人になってから音楽を始めた人もおり、このような人は音楽の右も左もわからない状態です。

そのような中、専門用語で指導され、無駄のない動きを要求されたら生徒はどう思うでしょうか。生徒は次第に緊張が高まり、演奏を楽しむ余裕はなくなるでしょう。先生も「なぜうまくいかないかがわからない」ため、あせりを感じるはずです。これが互いの心に壁を作ってしまい、結果としてレッスンが上手くいかなくなってしまうわけです。

◆感情が高ぶると「暴言や暴力に訴える」
こちらは極めて少ないながらも、実際にあったケースです。音楽教室を開いている先生の中には自身の指導スタイルを確立している人がおり、生徒の失敗に対して厳しくなりすぎてしまうことがあります。冷静で的確な指摘であれば生徒の糧となりますが、言葉が追い付かず、つい語気が荒くなったり、手が出てしまったりといった行動に出ることも。

こうした指導方法は生徒にとって極めて不快であることは間違いありません。時には生徒の向上心を摘んでしまうこともあるでしょう。あくまで一例ですが、実績のある先生の中にはこうした人がいる可能性も否定できません。教室探しの際には活動歴だけでなく、その先生の人柄にも目を向けることが大切です。


講師との相性が、レッスンの楽しさを左右する

慣れれば一人でも演奏が楽しめる楽器。しかし、一番の魅力はやはり「セッション」ではないでしょうか。セッションとは複数人による即興演奏などを指し、セッションのレッスンを専門とする音楽教室もあるほどです。セッションに特別な会場や設備は必要なく、楽器と演奏者が複数揃えばどこでも楽しめる点が特徴です。

大人になってから楽器を始めた人は、セッションにハードルの高さを感じることでしょう。こうしたハードルを乗り越える時に大きな力となってくれるのが講師の存在。初心者にとっては楽器の名称から持ち方、指の動きなど覚えるべきことが多く、思うように技術が上達せず落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

そうした生徒の心情をくみ取り、技術の上達だけでなく音楽や演奏の楽しさを散りばめながら指導してくれる先生もいます。このような先生に出会えるか否かは、生徒が練習を続ける上で極めて重要なポイントです。演奏技術や音楽活動歴のように明文化されることはありませんが、こうした相性の良さは自然と心の緊張をほぐし、「うまくなりたい」「もっと練習したい」といった意欲につながります。

趣味で楽しみたい生徒と生業として音楽活動を続ける講師の間では、技術面や精神面でどうしても隔たりができてしまうものです。しかし、技術や指導レベルの高さと人柄といった相性により、厳しいレッスンでも楽しくなる場合があります。それほどまでに、先生との「相性」は大切なのです。

現在は大人向けの無料体験レッスンを提供する音楽教室もあり、体験レッスンは教室の雰囲気や在籍する先生の人柄・相性を見るいい機会となります。実際の入会は無料レッスン後に検討するのがよいでしょう。


自分に合った講師の選び方

いくら有名な音楽教室でも、大人向けレッスンで生徒に楽器や演奏を教えるのは講師の役目です。そのため、教室の名前だけでなく、先生についてもしっかりとリサーチしておくことが重要なことは言うまでもありません。それでは、生徒に合った講師を選ぶポイントを以下に見ていきましょう。 ◆演奏や指導技術が高い 楽器を演奏する技術はもちろん、生徒の学習ペースに合った指導ができるかも先生選びでは大切なポイントです。多くの生徒を抱える先生の場合、一人一人の長所・短所を把握し、上達に必要となる練習量を見極めなければなりません。加えて楽器に造詣が深ければ、生徒の疑問解消はもちろん、楽器や音楽に対する幅広い関心を引き出してくれることでしょう。こうした技術力の高い先生は、生徒の技術面だけでなく、達成感や意欲といった精神面も充実させてくれるのです。 ◆優しく温厚で人柄が良い 前述した通り、技術向上に徹した結果、生徒への当たりが強くなってしまう先生がいます。しかし、これでは生徒が萎縮してしまい、のびのびと練習できなくなる可能性も。そのため、失敗でつまづいた時はその原因と解決策を感情ではなく、冷静に教えてくれる先生を選ぶべきです。 時には楽器だけでなく、別の話題やジョークで生徒を和ませたり、自身が即興で演奏して見せたりといったユーモアのある先生がいるとします。こうした先生なら生徒が気兼ねなく、意欲的に楽器を練習できるとは思いませんか?それほどまでに先生の人柄はレッスンの善し悪しを決めるポイントとなるのです。 ◆音楽や楽器に関する知識が豊富 一つの楽器にひいでていることももちろん大事ですが、可能な限り音楽や楽器に対して幅広い知識を持っている先生を探すべきです。その方が生徒の質問に対しても多角的な視点からアドバイスできる可能性が高く、「技術だけを教えればよい」先生とは違った形でコミュニケーションを取ることができます。先生から色々な話を聞くことができれば、生徒の楽器に対する興味や意欲もさらに増すことでしょう。 こうした先生の特徴は、実際に接してみないと分からないものです。音楽教室への入会を検討している大人の方は、必ず無料レッスンに参加し、先生の人柄や指導方法を見ておくべきです。


まとめ

社会人のような大人が音楽教室への入会を考える場合、ネックとなるのは時間や費用です。しかし、それ以上に重要な点が「講師探し」です。どれだけ音楽教室にコストを費やしても、肝心の講師との相性が悪ければ、技術は身につきません。それどころかやる気まで失ってしまい、お金と時間が無駄になってしまうことも。せっかくのチャンスを無駄にしないため、良い先生や避けるべき先生の特徴を知り、時間をかけてでも相性の良い先生を探すべきです。