大人が音楽を始めるにあたっておすすめの音楽教室や教室に関連するコラムを配信しています!

大人の音楽教室でバンドメンバーを見つけよう!

個人レベルでひたすら演奏のスキルを磨くのもひとつの方法ではありますが、音楽教室で見つかった仲間たちとバンドを組むこともまた、音楽を心から楽しむ近道と言えます。むしろ、バンド仲間を見つける目的で大人の音楽教室に通いはじめる人も多いようです。音楽教室でバンドを組むことのメリットと、チームワークを少しでも長く保つうえでのポイント、バンドという共同作業に向いている人の共通点などについて具体的にまとめました。


バンドを組むことで得られる効果とは?

社会人になってから大人の音楽教室でバンドを組む人は意外と多いようです。とくに、学生時代にクラスメイトなどと音楽活動をつづけていて、大人になってから「もう一度また組みたい!」という人が多く、気の合う仲間と和気藹々とした雰囲気で演奏を楽しむのが醍醐味と語る人も少なくありません。「あの人に会いたいから練習に行こう!」と、まるで部活に行くような感覚で教室に通う人もいます。個人レッスンによってテクニックを集中的に磨くこともできますが、ひとりで黙々と練習をつづけているとどうしても目標を見失いがちになり、モチベーションが徐々に下がってしまいます。

その点、バンドという共同作業のなかで音楽に親しむことで自然なかたちでのコミュニケーションが生まれ、テクニックを磨くというよりも仲間を増やす意味合いで連帯感を味わうことができます。学生時代とは違い、社会人であれば時間とお金に余裕があるため、比較的高価な楽譜を取り寄せたり、よりスペックの高い楽器をそろえたりと、演奏そのものに凝ることも可能です。また、すでに社会的地位を得ているからこそ見えてくるものもあります。学生時代のバンド活動というと、「いつかプロになりたい」という動機ではじめられることが多く、時として音楽を純粋に楽しめなくなるものですが、社会人になってからは休日の趣味として、ピュアなモチベーションで音楽にふれることができます。

大人の音楽教室では定期的に発表会を開いており、日頃の練習の成果をわかりやすいかたちで確かめることができます。また、他のバンドの演奏を生で見ることで、それまで気づかなかった細かいテクニックを参考にすることができるでしょう。学生時代とは違ったスタンスで音楽を楽しめるのが大人バンドの魅力なのです。


大人の音楽教室でバンドメンバーを組むメリット

個人レッスンでは得られないバンド結成のメリットは、第一に、自分の世界が広がることです。個人レッスンではテクニックや音楽理論を集中的に身につけることができる分、どうしてもひとりきりの世界になりがちで、「和気藹々と音楽を楽しむ」という雰囲気からは遠ざかってしまうことになりかねません。プロの音楽家をめざすのであれば個人レッスンのほうが上達が早いかもしれませんが、音楽を通してチームワークを養う、という教室本来の目的に沿って考えれば、数人の仲間と一緒になってひとつの楽曲に取り組んだほうが無理なく活動をつづけるかもしれません。

休日の数時間、日常の仕事を忘れて気の合う仲間たちと心おきなく音楽の本質にふれる。普段の生活に非日常的な空間を意識的に取り入れることそのものが教室に通うことの意味であり、バンドというかたちでしか得られない大きなメリットなのです。また、メンバーは必ずしも同じ年代とはかぎりません。メインとなるのは40代前後の働き盛りの人だったとしても、20代のメンバーも加入するかもしれませんし、リタイア後のシニア世代があとから入ってくるかもしれません。幅広い年代のメンバーと音楽を通して交流することにより、普段の暮らしではなかなか見えてこない新たな価値観を発見することもできます。

音楽教室のなかではビジネスのような序列や上下関係が一切ないため、たとえ親子以上に年齢がはなれていたとしてもよけいなプライドや利害関係を持ち込むことなく、ただただ純粋に音楽活動を楽しむことが可能になります。大人になるにつれ次第に仕事とプライベートの境界線が曖昧になり、気がねせずに交流できる仲間づくりの機会が減っていきますが、音楽教室ならば価値観の合う音楽仲間を気軽に見つけることができ、一生涯の友人として教室以外でも付き合っていける関係を築くこともできます。


バンドに向いている人、向いていない人

「音楽教室でのグループ活動に向いていない人は?」と聞かれたら、自信をもって「そんな人はいない」とこたえることができます。バンドは、ある意味で人生の縮図です。メインボーカルとして社会全体をリードする人もいれば、ベーシストとして社会の見えない部分をそっと支える人もいます。あるいはパーカッションのように、普段はあまり目立たないけれど社会のワンポイントリリーフとして絶妙な味を発揮する人もいるかもしれません。幅広い個性のメンバーが集まるからこそチームワークを固めることができ、聴く人の心を揺り動かすハーモニーを奏でることができるのです。役割次第ではどんな人でもバンドに参加できますが、「このパートにはこういう性格の人が向いている」ということは言えるかもしれません。

たとえば、メインボーカルや主旋律を担当するならどちらかというとリーダーシップが強く、グループの先頭に立って活動をするのが好きな人が適任と言えるでしょう。ベーシストは実際の演奏であまり表に出ることはありませんが、楽曲の屋台骨をささえる重要なパートなので、リーダータイプではなくても見えないところで地道な努力をつづけ、リーダーとはまた違った視点からメンバーを引っ張っていける人が向いているかもしれません。「バンドは人生の縮図」とはいっても、どうしても共同での音楽活動に向いていない人は少なからずいます。よく起こりがちなのは、仕事の序列や上下関係を教室にまで持ち込んでしまうことです。

男性の場合はとくにその傾向が強く、一緒に曲をつくっているうちに無意識のうちに序列意識がはたらいて、少しずつグループの和が乱れてしまう場合が多いようです。パートの露出度をそのまま役割の重要度ととらえるのもよくありません。一般的なイメージでは、メインボーカルのほうがどうしても目立っているように感じてしまい、バンドの花形のようなイメージがあるようですが、実際にはもちろんどのパートも対等であり、それぞれの役割を尊重していくことがチームワークを長く保つ秘訣でもあります。


まとめ

大人の音楽教室ではつねに幅広い年代のレッスン生を募集し、グループ活動を推奨しています。音楽というひとつのプラットフォームで同じ時間を過ごすことにより、仕事だけでなくプライベートも充実させることができます。ただ純粋に音楽を楽しむだけでなく、教室を通して一生涯にわたって交流できる友人を探すこともまた、大人の音楽教室に通う醍醐味でもあります。