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クラシックとジャズの違いって何?

大人の音楽教室では、自分が知っている曲や好きな曲を演奏できる楽しみがあります。そのためには基礎練習が欠かせませんが、演奏したい曲があると練習にも熱が入ります。また、小さい成功体験を積むことにより、挫折を防げるのではないでしょうか。いろいろな音楽が存在します。ここでは、クラシックとジャズの違いをテーマに、音楽の楽しみ方についてまとめていきます。これから楽器演奏を習いたい人は、ぜひとも役立ててくださいね。


クラシック音楽とは

その昔、小学校や中学校の音楽教室には何人もの肖像画が掲げられることが一般的でした。みなさんのなかには、それを見て興味を示した人もいるかもしれませんね。肖像画の人物はいずれも著名な作曲家(音楽家)で、彼らが手掛けた曲は時代を超え、多くの人々に愛され続けています。

彼らが生きた時代につくられた音楽は「クラシック音楽」と呼ばれ、こちらの歴史は1500年以上との説も存在します。しかし、現代の音楽につながる存在として知られるようになったのは17世紀ころからで、今から約400年前の話です。

この時代の音楽の分類方法には諸説ありますが、なかでも「バロック音楽」「古典派音楽」「ロマン派音楽」の3つは代表的存在です。その間、音楽家は宮廷で雇われる時代から、独立して活動する時代へと変わっていきます。また、封建時代から近代資本主義への変遷が背景にあるようです。

バロック音楽を代表する音楽家には「音楽の父・バッハ」をはじめ、ヘンデルやヴィヴァルディなどが有名です。ヘンデル(男性)は「音楽の母」とも呼ばれますが、これは日本だけといわれています。ヴィヴァルディには「中世の優雅人」の愛称もあるようです。また、古典派音楽時代に活躍した音楽家として、「交響曲の父・ハイドン」「神童・モーツアルト」「楽聖・ベートーベン」は代表的存在です。さらに、ロマン派時代の音楽家には「ピアノの詩人・ショパン」のほか、「歌曲王・シューベルトや「ピアノの魔術師・リスト」などが知られています。

このように、それぞれの時代に活躍した音楽家とその愛称から、クラシック音楽の歴史を垣間見ることができます。そのため、ふだんから彼らがつくった曲に触れている人も、音楽や社会の流れについて再確認するとよいかもしれませんね。


ジャズとはどんな音楽?クラシックとの違いは?

音楽を身近に感じる生活は心を豊かにしてくれます。そのためには、ジャンルの垣根を越えて、より多くの音楽に接することが大事です。楽器演奏に興味を持つきっかけは人それぞれです。テレビやラジオだけでなく、インターネット上の動画サイトなどを通じて、多くの音楽に触れることができます。演奏したい曲が見つかったことが動機になるかもしれませんね。そのうえで、ジャズとクラシックの違いについて触れていきます。

まず、ジャズの概要についてお話しましょう。ジャズの発祥地はアメリカのニューオリンズで、1900年ごろとされています。いまや世界中に広がっているジャズですが、誕生してから約100年という比較的歴史の浅い音楽です。ジャズは一定のリズムを刻んで演奏を行います。2ビートや4ビートなど、リズムやビートを強調して演奏する点が大きな特徴です。また、楽譜はメロディーに伴奏コード(CやFなど)だけが書かれたものも少なくありません。その場合は、演奏者が自分でアレンジして演奏する必要がでてくるのです。

一方、バロック音楽や古典派音楽などの時代に活躍した音楽家の舞台には、いずれもヨーロッパという共通点があります。そのため、クラシック音楽はヨーロッパから生まれた音楽といえます。また、メロディーを重視した演奏、それぞれのパートに与えられた楽譜に従い、忠実に演奏するなども大きな特徴といえるでしょう。ちなみに、ヴィヴァルディ作曲のヴァイオリン協奏曲「四季」、ベートーベン作曲の交響曲第5番「運命」などが有名で、こちらの時代を代表する存在です。

このように、ジャズとクラシックには相反する点も少なくありません。そのため、大人の音楽教室に入会する際には、どのような曲を弾きたいかを決めることが大事ではないでしょうか。


演奏をするなら、どちらが簡単?

こちらは大変難しい質問です。また、明確な答えがないと考えたほうがよいでしょう。特に、未経験の楽器を始める場合は、多少なりとも困難をともないます。楽器の仕組みを知り、音を出すコツを体で覚える必要があるからです。極端な話ですが、ピアノやギターなどは偶然触っただけでも音が出ますよね。しかし、管楽器は口にしただけでは音が出ないのです。また、楽器を演奏するためには、ドレミなどの場所を知ることが大事ですが、鍵盤楽器のようにわかりやすい配置ばかりではありませんね。このような理由から、ジャズとクラシックとどちらが簡単とは一概にはいえないでしょう。

また、「ピアノ=クラシック音楽」「電子オルガン=ポピュラー音楽」とのイメージが強いかもしれません。ちなみに、ジャズはポピュラー音楽に含まれるとの説もあります。しかし、ピアノでポピュラー音楽を奏でる人もいます。電子オルガンにはクラシックのオーケストラ演奏が可能な機種もあります。このような事例から、楽器の種類とジャンルの結びつけが難しいことがわかりますね。ギターなどの弦楽器、サックスなどの管楽器でも同じではないでしょうか。

やはり大事なのは「自分はどのように演奏したいか」です。既成曲よりも自分でアレンジして楽しみたい人には、ジャズのほうがよいでしょう。一方、楽譜に忠実に演奏したい人はクラシック向きかもしれません。ただし、ピアノや電子オルガンの音楽検定に、即興演奏や初見演奏が含まれるところもあります。受験する級によっては自作曲も必要になってきます。そのため、クラシックを希望するから即興演奏は関係ないとは言い切れないのです。

大人の音楽教室のなかには、自分が弾きたい曲を選べるところも少なくありません。楽器を始めるときは、弾きたいジャンルを絞り込むことをおすすめします。


まとめ

「好きこそものの上手なれ」の表現があるように、自分が興味を持つ音楽を選ぶと続けやすいのではないでしょうか。そのためには、音楽のジャンルを知り、それぞれの特徴や時代背景などを理解することが大切です。また、大人の音楽教室の入会前には、自分が弾きたい曲が対象になっているか確認の必要性がでてきます。音楽の好みは人それぞれ。楽器にもいろいろな可能性があります。そのため、演奏したい楽器から選ぶことも大事なポイントといえます。