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縁の下の力持ち!コントラバスを大人の音楽教室で学ぶ

私たちが触れる楽曲は、いろいろな音から構成されています。そのなかには、メロディーのように目立つものばかりとは限りません。しかし、どのような音もなくてはならない大切な存在なのです。そのひとつに「コントラバス」があります。こちらの楽器は、クラシックのオーケストラだけでなく、ジャズやポップスなどで幅広く活躍しています。また、ソロ演奏でも人気があります。ここでは、コントラバスの魅力について紹介していきましょう。


コントラバスとはどんな楽器なのか

楽器のなかには、同じような形をしたものも存在します。また、楽器の写真をみると、それらのつながりを感じることも少なくありませんね。そのひとつに「弦楽器」があり、バイオリンの仲間を小さい順に並べると「バイオリン<ビオラ<チェロ<コントラバス」の図式が思い浮かびます。

このような理由から、コントラバスはバイオリンを大きくしたものとのイメージがあるかもしれませんね。ところが、こちらの楽器はバイオリンやビオラなどとは別のルーツが存在するのです。コントラバスは「ヴィオール属」の仲間で、その前身はヴィオラ・ダ・カンバです。また、バイオリンよりも古い歴史があるといわれています。

コントラバスは「ダブルベース」「弦バス」などの呼称でもお馴染みです。また、弦を指で弾く「ピチカート」のときは「ウッドベース」と呼ばれることも少なくありません。楽器の形は、たしかにバイオリンを大きくしたものですが、よく見るとシルエットに微妙な違いがみられます。ダブルベースの形は「なで肩」で「くびれ」がなだらかなため、全体的に柔らかい印象があります。楽器の正面からはわかりませんが、裏板が平たい点も大きな特徴です。もちろん、ダブルベースにはいろいろな形が存在しますので、演奏会などに出掛けるときは注意深く観察するとよいかもしれませんね。

ちなみに、ダブルベースはオーケストラなどの演奏では低音部を担当する楽器です。しかも、人数がほかの楽器よりも少ないことから、大変貴重な存在といえます。また、ダブルベースのように低音のパートが目立つ機会はあまりないかもしれませんが、ほかの演奏を支える重要な働きを持っています。そのため、ステージ上でどっしり構えるダブルベースを見掛けると、安心感を抱く人もいるのではないでしょうか。


大人からコントラバスを始めても大丈夫?

楽器を始めるのは少しでも早いほうがよいといわれます。しかし、年齢に上限はありません。そのため、大人になってからでも十分間に合います。むしろ、サイズの大きい楽器を始めるときは、ある程度の体力が付いてからのほうがよいでしょう。また、対象となる楽器によっては、演奏するための身長が必要な場合もでてきます。

このような事情もあり、コントラバス(ダブルベース)は大人向きの楽器といえるかもしれません。大人のみなさんのなかには、学校の吹奏楽部などでの出会いを機に、こちらの楽器に興味を持った人もいるでしょう。ほかの弦楽器から転向する可能も考えられます。プロで活躍している人も、最初からダブルベースを弾いていた人ばかりとは限りませんね。

子どもがダブルベースを始める場合は、チェロからのスタートをすすめる声も少なくありません。これらの楽器を演奏するときには、床に立てて行うなどの共通点がみられます。もちろん、体が小さい人や子ども用の「分数楽器」も存在しますが、チェロのほうが入手しやすいとの説もあるようです。また、楽器が大きくなるにつれて弦が太くなるため、指で押えるのが大変なだけでなく、弦を弾く力が求められることも知っておきましょう。

なお、ダブルベースはオーケストラ演奏などでも担当者が少ないなどから、指導者を探すことが課題になるようです。そのため、ダブルベースに興味のある人は、大人の音楽教室の情報を収集してはいかがでしょうか。そのとき、楽器のプレゼントが受けられるところや、レッスン時には教室の楽器を使えるところを絞り込む方法があります。ダブルベースは大きいだけに持ち運びが大変です。しかし、音楽教室で借りられるとレッスンにも通いやすくなります。特に、仕事帰りに教室へ行きたい人にとっては、大変ありがたいサービスといえます。


コントラバスを上達させるためには何をすべき?

コントラバス(ダブルベース)を弾きこなすためには、楽器を支えるだけの体力が不可欠です。演奏は座ってすることもできますが、立って行うことを想定したほうがよいかもしれません。また、演奏会などに出演するために会場へ持っていくには、持ち運べる力も必要です。さいわい、ベースバギーやキャリアカートなどがあるため、使い勝手のよいものを選ぶとよいでしょう。

ダブルベースを弾くときは、左手で弦を押え、右手に持った弓で音を出します。まず、開放弦(弦を押えない)で右手の練習から始めていきます。こちらは、弦に当てた弓を往復させる方法で、弦楽器の技法「運弓法」としても知られています。ただし、力を入れすぎると音が出にくくなるため注意が必要です。また、弓と弦が直角になっている、弓を動かす速さを途中で変えないなども大事なポイントです。ひとりで練習するときは、鏡に向かって行うとわかりやすくなります。

左手では弦を押えます。弦の本数は4本が基本ですが、5弦の楽器も活躍しているようです。ダブルベースの弦を押えるためには、指番号を覚えることが大切です。また、ギターとは異なりフレット(指板に打ち込まれた棒状の金属)がないことから、耳や左手の感覚が頼りになります。そのためには、左手で正しい音程を取る必要性がでてくるのです。また、ダブルベースは弦が太いため押えるのに力が要りますが、練習を繰り返していくうちに慣れてきます。

もちろん、無理は禁物です。ダブルベースは指板上での移動範囲が広いだけでなく、かなり細かい指使いの楽曲も少なくありません。指や手首を酷使しないためにも、適度に休憩することが大事です。また、弦を押える感覚を覚えるために身構えがちですが、ネックを強く握らないように意識したいですね。


まとめ

弦楽器のひとつコントラバス(ダブルベース)は、オーケストラ演奏などを支える大変重要な役割があります。サイズが大きいことなどから、大人におすすめの楽器ともいえます。ダブルベースを弾くためには、右手のボウイング練習はもちろん、左手で音程を取る練習が大切なポイントになります。ほかの楽器よりも大きいため、演奏や持ち運びに体力が必要です。しかし、大変個性的な楽器ですので、演奏に興味を持つ人は選択肢に入れてはいかがでしょうか。