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音域の幅の広さが魅力のホルンを、大人の音楽教室で学ぼう

楽器に興味を持つきっかけは個々によって異なります。街中に流れる音楽に惹かれることもあるでしょう。また、音楽コンサートに行くことで、新たな音楽に出会うことも可能です。そのひとつにホルンがあります。こちらの楽器はオーケストラでお馴染みの楽器で、音域が広く、いろいろな表現ができることでも人気があります。ここでは、ホルンの魅力に追及してみました。音楽教室への入会を考えている人は参考にしてはいかがでしょうか。


ホルンとはどんな楽器なのか

吹奏楽器だけでもいろいろな形状の楽器があります。オーケストラの映像をみると、その様子がわかりやすいですね。ひとりで演奏する楽器がある一方、何人かでいっしょに演奏する楽器も存在します。音楽を聴くときは演奏者の構成などにも注視すると、これまでなかった新しい発見があるかもしれません。

楽器のなかには、様々な顔を持つものも少なくありません。そのひとつに「ホルン」(horn)があり、音域が大変広く、いろいろな表現ができる点が大きな魅力です。チューバの低音域からトランペットの高音域までといえばイメージしやすいですね。また、音色が大変美しく、ファンファーレを奏でたり、ほかの楽器に溶け込んだりして、幅広く活躍する楽器としても人気があります。

hornは英語やドイツ語ですが、フランス語の「コール」(cor)やイタリア語の「コルノ」(corno)の呼称も知られています。ちなみに、コールやコルノには「角」という意味があり、ホルンの起源「角笛」と密接な関係があることもうかがえます。

こちらの楽器の歴史は大変古く、狩りをするときには信号用として使われたといわれます。楽器のベル(発音口)は後ろ向きの形になっていますが、馬に乗りながら吹きやすいようにした経緯があるようです。また、ベルの向きの関係で目立つことは少ないですが、演奏中はベルのなかに右手を入れて演奏するのも大きな特徴です。

19世紀中頃までの楽器は「ナチュラルホルン」と呼ばれ、ベルと円形にした管、マウスピースだけの大変シンプルな構造でした。そのため、唇の振動の調節だけで出す「自然倍音」には限界がありました。その後、ベルに右手を入れて音程を変える「ゲシュトップ奏法」、安定した半音階ができる「バルブホルン」へとつながります。また、シングルに加え、ダブルやトリプルも登場しました。


大人からホルンを始めても大丈夫?

「吹奏楽器」とは管楽器のことをいい、なかでも「木管楽器」や「金管楽器」は代表的存在です。前者はリードや空気を振動させ、後者は唇を振動させる点に大きな特徴があります。ホルンは金管楽器のひとつです。こちらの楽器は、左手の親指から薬指に割り当てられた4本のレバーを使い、バルブを操作してドレミの音階をつくります。リコーダーやサックスなどとは異なり、それぞれの音の指定席がないため、指の組み合わせを覚えていく必要性がでてきます。また、音域が大変広く、高音が出しにくいなどから、金管楽器のなかでは最も難しいともいわれています。

このような理由から、ホルンを始めるのに二の足を踏む人もいるかもしれませんね。しかし、音を出すコツを掴めば、いろいろな可能性が広がっていく楽器です。ひとりで演奏するだけでなく、ほかの人との重奏ができる楽しみもあります。大人の音楽教室にはいろいろなコースがありますので、ホルンを選択肢のひとつに入れましょう。体験レッスンが受けられる音楽教室や楽器プレゼントをしている音楽教室もあるため、探してみるとよいかもしれませんね。

楽器を演奏するためには、耳で聴いた音を再現するやり方があります。もちろん、どのような楽器でも音を出す練習から始めることが大事です。そのうえで、譜読みにも慣れていきましょう。大人のみなさんは学校時代に楽譜に触れているため、譜読みのコツを掴むのも早いのではないでしょうか。ただ、楽器のなかにはホルンのような「移調楽器」もあり、その楽器の音と「実音」(ピアノの音)とが異なることを知る必要性がでてきます。

ちなみに、ホルンには基本的な調子の「F管」をはじめ、「B♭管」(べーかん)などいろいろな種類が存在します。そのため、楽器を選ぶときは、それぞれが持つ音の特徴や楽器の構造などを参考にするとよいでしょう。


ホルンを上達させるためには何をすべき?

ホルンの練習をするときは、マウスピースの使い方から始めましょう。また、ふだんから息を吸ったり吐いたりする練習を重ねるとよいでしょう。1拍分吸って3拍分吐く、1拍分吸って7拍分吐くなど、いろいろな方法があります。そのとき、腹式呼吸で行うことがポイントです。また、ホルンに限ったことではありませんが、腹話術が役立つともいわれています。

楽器を使っての練習は音階練習からはじめます。そのためには「運指表」を覚えることが大切なポイントです。楽器の種類によって指の使い方が異なるため、地道に繰り返しましょう。ちなみに、F管がもっとも簡単だといわれています。そのため、こちらの楽器から始めたほうがよいでしょう。

また、「ロングトーン」や「タンギング」のほか、タンギングを使わないで音をなめらかに変えていく「リップスラー」の練習も必要になります。もちろん、毎日少しずつ継続することが大事です。このように、吹く練習だけでなく、いろいろな曲を聴くことも大事です。ホルンが収録されているCDを探すほか、生演奏に出掛ける機会なども設けましょう。

なお、ホルンは唇の振動によって音を出す仕組みになっています。サックスなどのように口でくわえないで、唇に当てる点も大きな特徴です。また、ホルンのマウスピースは口径が小さく、息を送り込むために唇に掛かる負担も大きくなります。そのため、ずっと吹いていると唇がしびれてくることも少なくありません。

それを防ぐには、根を詰めないで適度に休憩することが大事です。たとえば、30分練習する場合は、演奏:10分・休憩:15分・演奏:5分といった組み合わせ方があります。唇が荒れることも悩みのひとつです。唇のケアにはリップクリームがよいとされていますが、休憩中に塗るとすべって吹きにくくなるため注意したいですね。


まとめ

美しい音色を奏でるホルンが吹けるようになると、音楽の楽しみ方が倍増します。そのためには、楽器のしくみを理解したうえで、地道にコツコツ練習を続けることが大切です。ホルンにはいろいろな種類があるため、それぞれの特徴を知ったうえで、操作が簡単なものから始めるとよいでしょう。演奏が上達するためには、息の吸い方や吐き方をマスターすることが大事です。そのうえで、音階やロングトーン練習などのコツを掴むようにしましょう。