大人が音楽を始めるにあたっておすすめの音楽教室や教室に関連するコラムを配信しています!

大人の音楽教室の体験レッスンに行ってみよう!

子どもを塾に通わせるにあたって体験レッスンを受けさせる親は多いと思います。大人になってもそれは同じで、とくに音楽教室は教室ごとの個性が大きく異なるため、正式な入会前に体験レッスンを受けておくことは必須プロセスであると言っても良いでしょう。体験レッスンを受けることで、その教室がどのようなスタンスでレッスンを行うのか、その教室の方針が本当に自分のスタイルと合っているのかなど、レッスンの成功にかかわる重要な要素を見きわめることができます。


体験レッスンとは?

大人の音楽教室でも、新規の受講生には必ず体験レッスンを勧めています。体験とは言いながらも教える内容としては通常のレッスンとまったく変わらず、レッスン料が無料であるという違いしかありません。新規の受講者のみをあつめてレッスンを行う場合と一般コースの受講者と同じ空間でレッスンを受けさせる場合があり、受講者本人がどちらのスタイルにするか選べるケースもあります。

当然、一般受講者に混じってレッスンを受けたほうがその教室の雰囲気をリアルに感じることができるため、これからレッスンを受けるうえでは参考になるでしょう。個人レッスンの場合、体験レッスンでは本格的な内容は教えませんが、たとえ軽いレッスンであっても講師のスキルや人柄を推し測ることは充分に可能であり、この段階で自分に合った教室であるかどうかを判断することができるでしょう。個人で開いているスクールの場合、体験レッスンは常時受け付けているところが多いようですが、全国展開しているようなチェーン店の場合はたとえば春先や秋口など時期を限定して集中的に新規受講者を受け入れているケースもあり、具体的な期間に直接問い合わせを行う必要があります。

過去に違うスクールに通っていたとしてもスクールごとにスタイルは異なっているため、スクールを変えるたびに体験レッスンを受けておいたほうが良いでしょう。体験期間中はレッスン料が無料になるのが一般的ですが、スクールによっては通常の半額程度のレッスン料が発生するなどルールはまちまちなので、そのあたりも事前に確認しておきましょう。


体験レッスンで注目すべきところ

講師を選ぶことは必ずしも、レベルの高い教師を選ぶことだけではありません。先生のスキルの本質を見抜くことも大切です。本当の意味で高いスキルをもつ先生は、一見すると教え方が不親切でとっつきにくく感じられるかもしれませんが、少しでも自分自身を成長させるために教室に通うのであれば多少スパルタでも高度な理論を教えてくれる先生を選んだほうが得るものが大きいかもしれません。

ベテランの先生ほどレッスンをいくつかかけもちしているため、ネットのクチコミを参考にするのもひとつのチェック方法です。大人の音楽教室には集団レッスンと個人レッスンがあります。どちらが適切かは無条件には言えませんが、音楽理論そのものを深く学びたいのであれば、一定のカリキュラムに沿ってレッスンが行われる集団形式のところを選んだほうが効率的かもしれません。プライベートなレッスンの場合でも、レッスン中の明らかなトラブルが認められた場合は、あらかじめ定められた基準に従って先生が変更されますが、先生との相性は多分に主観的な要素が強く、たいていの場合は違う教室に通うという選択肢がとられるようです。

双方向のやりとりができない先生のもとで我慢してレッスンを受けていても決して上達は見込めません。とくに人生のレクリエーションとしてレッスンを受ける場合は楽しくなければ意味がないため、相性の合わない先生を紹介された場合はなるべく早い段階でスタッフにどのような点で相性が合わないのかを伝え、迅速な対応をとってもらうようにしましょう。スキルの低い先生をいち早く見抜き現場から遠ざけることは、良質なレッスンを受けたいと望む新規受講者を間接的にサポートすることにもつながります。


いきなりの演奏に抵抗がある人は、見学のみでも可

どのスクールでも、新規受講者に最初から高度な技術を要求することはありません。体験レッスンでも基本的に通常通りのカリキュラムを受講することになりますが、必ずしも積極的に演奏に参加する必要はなく、見学者のようなかたちで全体の流れを俯瞰して眺めることも可能です。むしろ、体験レッスンにおいては客観的な立場でレッスン全体の雰囲気や流れを把握することが大切であり、言い換えればそのような機会は体験期間中にしか得られないと考えることもできます。レッスンを俯瞰的に、客観的な立場で観察することにより先生がレッスンにおいてどのような点をとくに重視しているか、どのようなコーチングスタイルを得意としているかなど、より効率的にエッセンスを吸収するうえで知っておくべきいくつかの要素を把握することができます。

体験レッスンのメリットは、「嫌なら帰れる」というところにあります。もちろん、本格的なレッスンでも強制ではないため、いつでもリタイアすることができますが、それまでに払ったレッスン料がついつい気になり、少しでもリターンを得ようとして多少無理してでもずるずると続けてしまうものです。その点、基本的に無料の体験レッスンであればよけいなコスト意識もなく純粋にレッスンそのものを評価できるため、良いところも悪いところも先入観抜きに判断できるという長所があります。反対から言うと、無料体験レッスンで新規受講者にプラスの印象を与えられないようなスクールはその時点で問題があると判断することができ、体験レッスンにこそそのスクールのリアルな力量が反映されるとも言えます。

スクールによっては体験レッスンの段階から受講希望者に高度な演奏を体験させ、音楽の面白さを伝えようとするところもあります。どちらが相性として最適かはあなた自身の資質や性格にもよるため、音楽スクールに少しでも興味があるのならまずはとりあえず体験レッスンだけでも受けてみましょう。


まとめ

音楽スクールを選ぶ場合、レッスンを体験することなしに入会するのはとても危険です。事前情報を得ないまま正式に入会した場合、レッスンスタイルがあなたに合わないかもしれませんし、スキルの低い講師がほとんどを占めているかもしれません。そこまで極端なケースではなくても、事前にレッスンを体験していれば防げるすれ違いは多く、そのためにもスクールは必ず無料体験期間をもうけ、生徒のモチベーションをみきわめています。無料レッスンではできるかぎり客観的な視点で講師のスキルを評価するようにしましょう。